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予防接種のお知らせ

ようやく桜が咲き始め、新しい年度になりました。それに伴い予防接種にもいろいろな変化があります。コロナ、日本脳炎、おたふくかぜ、麻疹風疹、子宮頸がんのワクチンについての新しい情報を記載しました。内容をご確認の上、不明な点はお問い合わせください。

 

1.コロナワクチン

 当クリニックでは以下の方を対象にワクチン接種を行っています。

  18歳以上で接種される方で、1・2・3回目接種の方

  12~17歳で接種される方  1・2・3回目接種の方

    5~11歳で接種される方   1・2回目接種の方

 さらに今後4回目の接種も計画されており、対象や回数が増える可能性もあります。決定しましたら、当クリニックでもそれに合わせ対応する予定です。

 当クリニックでは予約センターでの予約を受け付けていません。どなたにもワクチンの種類、前回接種との間隔、コロナワクチン以外のワクチン接種との間隔など、一人一人についていろいろな項目の確認が必要ですので、完全予約制です。必ずクリニックへ直接お電話をいただき、事前に担当者と相談確認の上、予約をお願いいたします。ご心配なことがあれば遠慮なくご相談ください。

 

2.日本脳炎ワクチン

 令和3年度にワクチン不足により、ご迷惑をおかけしました。1期追加(4歳)と2期(9歳)の対象者については、未接種の1期初回(3歳)の接種を優先にするため、接種券の発行が延期されました。延期された接種券は、1年遅れましたが4月以後順次発行されますので、接種券が届きましたら母子手帳をご確認の上、接種してください。

 接種券の発行は1年延期されましたが、接種期間の延長はされませんのでご注意ください。ワクチン不足はほぼ解消されていますので、現状では予約なしで来院いただいて大丈夫です。

 

3.おたふくかぜワクチン

 このワクチンも製品の不足により一時接種予約が必要でしたが、現在は安定した供給体制となっていますので、予約なしでの接種が可能となりました。任意接種ですので費用負担がありますが2回接種をお勧めしています。通常1歳と5~6歳で接種する麻疹風疹混合ワクチンとの同時接種をお勧めしています。未接種の方あるいは1回のみ接種済の方は気がついた時点で接種してください。おたふくかぜは頬が腫れることや熱が心配ではなく、発症すると500~1000人に1人難聴が発生します。残念ながらいったん発症すると、現在の医学では完治は困難ですので是非接種をお勧めします。

 

4.麻疹風疹混合ワクチン

 年長児およびそれに該当する方(就学の1年前から就学の前日まで)には麻疹風疹混合ワクチンの接種券が配布されます。これは誕生日とは関係なく、対象学年になった4月に配布されます。なるべくその時に有料ですがおたふくかぜワクチンの同時接種をお勧めします。

 

5.子宮頸がんワクチン

①これまで定期接種でありながら接種券は配布されず、希望されて申し込んだ人だけに接種券が配布され、接種を行ってきました。しかし厚生労働省は、令和4年4月よりすべての対象者への接種券配布を開始しました。対象者は小学6年生から高校1年生です。接種券の配布時期は市町村により異なるようですが、未配布であっても該当の年齢で希望者される方は、保健所や保健センターへ申し込めば接種券を発行してもらうことができます。接種は3回必要で、完了までに標準的には6か月の期間が必要です。接種期間の余裕をもって開始してください。

②救済制度

また政府が、定期接種でありながら接種券を配布しなかった期間があったために、接種機会を逃してしまい接種しなかった人を対象に救済制度が設定されました。

②-①救済制度の接種対象者は、次のAとBの2つを満たす方です。

 A.平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の方

  この他、平成18・19(2006・2007)年度生まれの方は、通常の接種対象の年齢(小学6年生から高校1年相当)を超えても、令和7年3月まで接種できます。

 B.過去に子宮頸がんワクチンの接種を合計3回受けていない方

  過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子手帳や予防接種済証等でご確認ください。

②-②接種が受けられる時期

令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間です。この期間であれば公費で接種できます。

②-③救済制度の接種券の配布時期は市町村によって異なります。住民票があるそれぞれの市町村へお問い合わせください。

②-④当クリニックでは子宮頸がんワクチンは予約をいただいています。事前に電話での予約をお願いいたします。

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