おたふくかぜワクチンが不足しています。

日本では2社が製造していますが、事情により1社の製造が一時的に休止されています。

そのため定期的に少量は入荷しますが、接種をご希望される方すべてに直ちにお応えすることは困難となっています。11月頃には休止している会社のワクチン供給が再開される予定ですが、それまでは足りない状況が続きます。

接種をご希望される方は予約していただき、ワクチンが入手できましたら、クリニックから連絡を差し上げるという方法にいたします。

 

おたふくかぜは、熱が出たりほっぺが腫れることが心配な病気ではなく、罹った人の500～1000人に一人は耳が聞こえなくなります。

残念ながらいったん発症すると現在の医学では完全に治すことは困難な病気ですので、ぜひ予防接種をお勧めします。

おたふくかぜワクチン任意接種ですので有料です。子育て応援券があればそれも使えます。

2回接種が標準で、初回接種は1歳の定期接種と同時に、2回目接種は年長児に行う麻疹風疹ワクチンの2回目接種と同時に行うことをお勧めしています。

それ以後であっても、まだ接種していない方や、1回しか接種していない方は、気がついた時点でなるべく早く接種されることをお勧めいたします。