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ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ

病気について

ジフテリアはのどの症状が重くなり、さらに心筋炎や神経麻痺で突然死をきたすことがあります。日本ではほとんど見られなくなりましたが、隣国のロシアでは今でも時々流行があり、行き来がある日本でも気を許すことはできません。

破傷風は土の中に広く分布しており、外傷や火傷などで体内に入り、痙攣をきたし死に至ることがあります。

百日咳は学童期、思春期、成人で増加傾向にあり、富山県でも昨年小流行が見られ、全国でも問題になっています。免疫を持っていない大人からの感染が多く、家族や子どもと接触の多い近親者が感染源であることがしばしばです。成人では咳が長引くくらいであまり重くならないことも多く、自分でも気づかないうちに他人に感染させることがあります。しかし乳幼児に感染した場合は重くなり、脳症をおこし重い後遺症を残すことや亡くなることもあります。

ポリオは感染者の一部に麻痺が生じ、永久麻痺を残すものがあります。これも外国からの持ち込みがありますので、予防接種を忘れてはいけません。

 

ワクチン

ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)、ポリオ(IPV)が混合されたワクチンです。DPT-IPVが4種混合、DPTが3種混合、DTが2種混合です。

百日咳とポリオについては、学童~成人の免疫の低下を防ぐために、いずれかの年齢での追加予防接種が検討されています。

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